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啓発活動

陸前高田市仮設住宅連絡会 設立

支援活動の中で、仮設住宅のとりまとめをしている自治会長さんたちの多くが、一人では対処しきれないほど多くの課題を抱え精神的に疲弊していることを知りました。隣の仮設住宅の自治会長が誰だか互いに分からず、横の繋がりも皆無でした。

2012年6月から動き出し、2012年9月に陸前高田の仮設住宅の自治会長さんたちを中心とした『陸前高田市仮設住宅連絡会』の発足支援をし、その後1年近く事務局の運営を行いました。
住民にとって本当に必要な支援は何か?自立支援とは何か?
まだまだ続く仮設の生活・・・。
仮設住宅の自治会長さんたちと一緒に何をするべきかを考えながら活動しました

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支援活動の中で、仮設住宅のとりまとめをしている自治会長さんたちの多くが、一人では対処しきれないほど多くの課題を抱え精神的に疲弊していることを知りました。疲弊し切っている自治会長さんたちを支援しないと復興はありえません。仮設住宅の自治会長さんたちを結ぶ活動として、南三陸町、東松島、陸前高田にて『仮設住宅自治会長親睦会』を開催してまいりましたが、更に陸前高田では『陸前高田市仮設住宅連絡会』の発足支援をいたしました。引き続き、『陸前高田市仮設住宅連絡会』の運営支援を行っています。まだまだ続く仮設での生活に備え、課題は山盛りです。 2012年12月現在、陸前高田には『仮設住宅支援韻配置事業』がありません。同じ岩手県でも大船渡や釜石、大槌町では仮設住宅30世帯に一人の支援員が配置されています。住民は相談相手もなく、復興計画や生活に関するさまざまな情報の取得力の格差も大きい状況です。集会所を管理する人材も不足しているため、他の地域と比べると集会所が活用し切れていないような状況が続いています。仮設住宅に必要な人数の支援員を配置することで、住民にとっては心の拠り所ができ、自治会長さんたちの負担を減らすことができます。お手本は世田谷区の『すぐやる課』。本来行政が行うことを、被災した住民中心で行うことで、被災者に寄り添った支援ができると考えています。住民のフラストレーションはとっくにピークに達しています。行政がやらないのであれば、市民の手で。『陸前高田市仮設住宅連絡会』ではこの必要不可欠な事業を進めるべく、奮闘している最中です。

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