全てはこの国の子どもたちの未来のために | NPO法人マザーリンク・ジャパン

不登校・引きこもり

被災地の不登校の子どもは震災前の5倍。
今でも心のケアが必要な子ども達が大勢います。
震災後から5倍に増えた不登校の子どもたち。

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まだ終わっていない!子どもたちの3.11

あなたは知っていますか?
3.11の震災後8年間も学校に通えないままの子どもたちがいることを。
マザーリンクでは、被災地域の不登校・引きこもりの解消支援をしています。
どうしても学校に戻れない子どもの為に、フリースクールを創りました。

震災後8年間も学校に通えないままの子どもたち

震災当時小1だった女の子が震災後PTSD の影響で不登校に。

同じ年頃の子どもの中で成長する大切な時期を丸ごと失ったまま8年間が過ぎました。
3年程前の新聞の発表では震災後の不登校は2.5倍に。
実際には5倍です。
あるお母さんの話では一クラスに5人も学校に行けない子どもがいたそうです。
その子たちの中には学校に行けるようになった子どももいます。
最初の数年と比べると不登校は減ったという関係者もいます。
しかし、不登校のまま卒業し、現時点でもそのまま引きこもっている子どもたちは、
現時点では不登校の数にはカウントされません。
これで不登校が減ったとは言えません。



子どもの居場所がありません。

心のケアが必要な子どもの居場所がありません。
工事車両が行き交う中では震災前のように友達の家に行き来することも出来ずに
、
狭い部屋に閉じこもるしかありません。
学校に行けなくなった子どもたち自宅以外に居場所がなく、
ますます、精神的に追い詰められていきます。

学校に行きたくても行けないんです。
なぜ行けないのか、自分でも分からないんです。

学校に行きたくても行けない子ども達。
津波に追いかけられた子ども、沢山の遺体を見ちゃった子ども。
時には首がなかったり、腕がもげていたりといった遺体を見ています。
地獄絵そのものです。
マスコミでは伝えないけれど、それが事実です。
子どもたちは・・・、誰にもそのことを語らないけれど・・・。
学校に行けなくなった子どもたちは自宅以外に居場所がなく、

こうやって、ますます精神的に追い詰められていきます。


重い話かもしれません。
でも、どうか目を背けないでください。

これが被災地の子どもたちの現状です。
私たちは子どもたちの誰も見捨てたくないのです。

子どもの未来を希望に繋げるために。失った笑顔を取り戻すために

3.11 の被災地では心のケアが必要な子どもたちが大勢います。
震災後、学校に行くことができなくなり不登校のまま8年過ぎてしまった子どもたち。

心のケアが必要な子どもには、閉じこもっている家以外に、

心を癒せる空間と体験活動が必要です。

こういった子どもたちの心のケアには長期的な視点が必要です。

必要なのは、子どもの心のケアをする空間・・・。
心の問題を抱えた子どもたちの居場所・・・。
共感したら、私たちの活動に参加してください。

これは遠い紛争地域の子どものことではなく、
私たちニッポンの子どもたちのことです。

どうか、・・・目を背けないでください。

出来る人が出来ることを。
体を動かす、宣伝する、資金を提供する、先生をやる・・・。


ニッポンの、被災地の子どもたちの為に、
あなたが出来ることがきっとあるはず。

被災地の子どもたちは、
まだ、あなたの助けを必要としています。

2015年9月 
震災の後、
学校に行けないままの子どもがいることを知りました。

 

ひとり親家庭の訪問支援の中で、不登校の子どもが多いことは気になっていましたが、NPOが支援をする必要があるという認識はありませんでした。
震災から5年目、2015年の9月にある母子家庭を初めて訪問した時に、その意識が変わりました。震災から5年近く経っても、ずっと学校に行けないままの子どもがいるという事実を知ったからです。
本来同じ年頃の子どもの中で成長すべき大切な5年間を丸ごと失っている、それを知り、居たたまれない気持ちになりました。
動き始めて分かったことは、震災の影響でPTSDとなって学校に行けないままの子どもが大勢いるということでした。
それから、再登校支援をする準備をしたり、フリースクールを創る準備を始めました。
当時、岩手県の被災沿岸部には不登校になった子どもたちが通うフリースクールが一つもなかったからです。

2016年6月
 仮の場所でフリースクール開設

 

ボランティアを募って、お借りした昔お寿司屋さんだった建物をリフォームし、2016年6月1日、陸前高田市に子どもたちが心のケアを受けながら学習出来るフリースクール『おひさまの家』を開設しました。
この場所は「次の場所が決まるまで」ということでお借りした仮の場所でした。
経済的困窮により、学童保育に通えない『ひとり親家庭の子ども』がいることを知り、『放課後スクール』も運営しました。

2016年6月 
不登校・引きこもり解消支援開始

 

フリースクールはどうしても学校に戻れない子どもたちの居場所ですが、不登校の相談があった時、まずは最大限再登校の支援をするのがマザーリンクの方針です。
『リボンメソッド』という独自のメソッドで支援をします。
『リボンメソッド』では子どもには会いません。
お母さんに支援をすることで再登校に導きます。
「学校に行きなさい。」「学校に行かなくてもいい。」という言葉は両方とも禁止です。
お母さんがアドバイス通り、正しく実践すれば、ほとんどのお子さんが3週間程度で自ら再登校するようになります。

2017年7月 
不登校解消 親セミナー 開始

 

一人でも多くの不登校の子どもを抱えるお母さんたちと出会えればと、『不登校・引きこもり解消 親セミナー』を開催。
1回目の参加者は5名でしたが、回を重ねるごとに参加者が増え、多いときは30名くらいの参加があります。
親セミナーでは「不登校・引きこもりのメカニズム」と「不登校解消のメカニズム」と「メソッドの概要」についてお伝えします。
不登校は家族で解決することが重要です。
お母さんだけでなく、ご家族でメソッドを実践出来るようにご家族でのご参加をお勧めしています。
セミナー終了後、支援を希望されるご家族と面談し、その後の支援をスタートします。

2018年●月 
不登校解消 支援者養成セミナー 開始

 

再登校に導いた実績が増え、地元にメディアで取り上げられるようになると、
スクールカウンセラーの方や、臨床心理士さんが
「どうやって支援をしているのか教えて欲しい」
と遠くから訪ねてくるようになりました。

また、親セミナーを開催しても、一度に大勢のご家庭を支援することが難しいことから、
支援者を増やす必要性も感じていたので、支援者の為の1dayセミナーを開催しました。
1dayセミナーの参加者から「もっと詳しく学びたい」との声があがり、
4日間の『不登校・引きこもり解消アドバイザー養成講座』を大船渡と盛岡で開催しました。
盛岡では15名の定員に対し50名近い申込みがあり、会場を変えて30名を超える方にご参加いただきました。
約6割が学校関係者で、学校の先生方がこのことに胸を痛め、真摯に向き合う様子が伝わってきました。

2017年3-6月
 音楽室建設の為にクラウドファンディングに挑戦

 

「不登校の子どもたちの待ったなしの状況を一日でも早く何とかしたい!」
そういう思いで、新たなフリースクール建設の為に、このクラウドファンディングに挑戦し、
多くの皆様のご支援により、音楽室建設に資金が集まりました。
3月にフリースクール建設の為の資金を捻出するためにインターネットで寄付を募る クラウドファンディング“READYFOR”
に挑戦し、多くの方々からご賛同いただき、
第一弾の音楽室の建築費用を集めることが出来ました。 

期間中、寄付を集める為に東北支援仲間の方が、
チャリティのイベントを開催してくれたり、と多くの方々からご支援をいただきました。
また、11月にはREADYFOR AWARD 2017にて
約1200件のなかから「大賞候補」6名に選出され、
大賞は逃したものの優秀賞をいただきました。
ご支援をいただいた皆様には心から感謝しています。

2018年2月
 音楽室完成

 

2017年8月末に設計が終わりましたが、
建設費の高騰も寄付で集まった予算では足りず、
予算内で施工してくれる業者さんを見つけるのに時間を要したために、
着工は11月16日となりました。

廃材利用ということで、森いづみさんの家のリノベーションを
「ボンビーガール」の中でお手伝いしているズッキーこと鈴木雅博氏
に監修をお願いし、2月に音楽室が完成しました。

ボランティアの力を借りて、その後
8月には内壁のペンキを、9月には床のワックスを塗りました。
本当にいろんな方々のご協力でここまで来たと実感です。

2018年12月
 通信制高等学校と提携 『高田国際高等学院』設立

 

2018年12月、
広域通信制高等学校アットマーク国際高等学校と提携の契約と締結。
アットマーク国際高等学校の陸前高田キャンパスとして、
高校卒業の資格所得をサポートする学校となりました。
学校名は最終的には地元の中高生にアンケートを取り、
『高田国際高等学院』に決定しました。
そして、生徒募集がスタート!

これまで繋がっていた子どもだけでなく、
気仙地区(大船渡、陸前高田、住田町、気仙沼)の中学校、高等学校を告知の為に回り始めました。

現在、本校舎建設の為の支援金を募っています!

2018年10月に設計図が仕上がりました!!

音楽室の次は本校舎の建設です。
あとは建設費が集まったら、早々に施工スタートさせる予定です。

『まだ、東北の支援をしているの?』と聞かれます。
『はい。まだやっているんです。』
『なぜ?』 
『だって、まだ解決していないからです。』

それなのに、なかった事にするなんて、出来ません!
どうしても、東北の子どもたちのことを見捨てたくないんです。
皆さまでのご支援をお待ちしています。

日本では、子どもの貧困=母子家庭の貧困です。
私たちの理想は私たちの支援が必要なくなる社会を創ること。