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特定非営利活動法人マザーリンク・ジャパンでは、東日本大震災におきまして復興支援活動をしています。



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第2便のご報告

これまでの報告はこちらです。>>

4/19に締め切らせていただいた衣類支援についてのご報告です。


実際の支援物資を集め、配送してくれるはずだったあるボランティア団体からの連絡が途絶え、それでも、「どうにかして、入学式用の衣類を届けたい!」という私の想いは揺らぎませんでした。


私が様々なWebサイトやメーリングリストで皆さまにご支援を求め、
電話での問合せも沢山いただき、多くの方が、衣類を持ってオフィスを訪れてくださいました。
ナント!、その中には庄野真代さんもいらっしゃいます!
実は何を隠そう、数少ないカラオケのレパートリーにも入っているくらい、庄野真代さんのファンなので、 突然「庄野です。」といって、私の携帯に直接お電話いただいたときには、思わず涙ぐんでしまったくらいの感激でした。更に、その日の夜、直接オフィスまでお洋服を持ってきてくださったのです!今回は苦しいことから始まった、支援要請でしたが、良いこともあるのだなと嬉しく思いました。


子どもたちの服は何とか、集まった物と購入したもので、何とかしたものの、
残念ながら、お父さんやお母さんの服はまったく、足りず・・・でした。


ドライバーさんについては、まったく面識もない方が5名の方がボランティア参加してくださり、
元々お手伝いいただくことになっていた方を加え、6名確保できました。


仙台や石巻、気仙沼では雪が降っているということで、高速の途中チェーン規制があるとのこと。


どうしよう、手配した3台のとも、チェーンもスタットレスも着けてません。
このままだと、出発できない!緊急事態でした。
9時ごろから、ドライバーさんたちとの真剣な打ち合わせが始まりました。


宮城県のレンタカーやさんも、都内のレンタカーやさんも、スタットレスを履いたトラックは、
全て出払っているとのことで、手配できず。


新幹線で途中までみんなで持って行こうか・・・等々話し合っているうちに、
12時近くになって、(???記憶が定かではありませんが)チェーン規制が解除されました。
よかった!やっと出られる。


ところが、配送に気を取られていたせいで、梱包がまったく終わっていません。
株式会社マザーリンク・ジャパンのインターン生たちが、慣れない手つきで手伝ってくれましたが、
手際よく、というわけにもいかず、時間が掛かっています。
出発が遅れると、その分ドライバーさんたちに負担がかかるので、早く梱包しなければなりません。


4/20深夜26時ごろ、車3台、ライバーさん6名、3チームに分かれて、無事、出発いたしました。

気仙沼チーム 森林ボランティアをなさっている沢田さんと霜觸さん
石巻チーム  イベント関係のお仕事をされている、向島さんと浅見さん
多賀城~東松島チーム 第一便でもお手伝いいただいた池田さんと森林ボランティアの細金さん


皆さまにご支援いただいたにも関わらず、充分な衣類が届けられず、
少し残念な結果になってしまったことは大変悲しく、
楽しみに待っていてくださった被災者の皆さまには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
急遽、ボランティアで参加してくださったドライバーさんからは、
「それでも喜んでくださった。」という報告と「随分怒られた。」とう報告の両方を受けており、
『謝罪をしながら』避難所を回ってくださったドライバーさんたちには、
感謝をすると共に、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。


更に、避難所数件からは「みんな笑顔で入学式を迎えられ、本当に感謝しています。」というご連絡をいただきましたが、「守れない約束は最初からするな!」と被災者の方から直接苦情の電話もありました。


しかし、いつまでの悲しんでいる暇はなく、前向きに、引き続き被害が酷かった
南三陸町の方々への支援をしようと思います。
南三陸町では、5月の連休明けに入学式目途がたったとの報告を受けております。


各避難所には以下のような文書をFAXで送っています。


お詫びとこの度の事態の説明について


急呈 このたび、ご要望いただきました衣類につきまして、一部しかお届けできない事態になり、皆様方に大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。


 このたびの不手際は、物資提供予定だった『日本ユニバ災害対策本部』からの連絡が4/18の時点で取れなくなり、本日4/20の時点でも一切の問合せにも応じていただけないという事態に起因するものです。しかしながら、私どもが皆さまからご要望いただきました衣類を届けられないことは弁解の余地はなく、大変心苦しく、また、悲しい気持ちでいっぱいです。周囲からは諦めるよう言われましたが、どうしても諦めきれず、4/18夕方の時点で、自力で集める決断をいたしました。しかし、あまりにも時間がなく、最大限の努力をし、多くの皆さまからご支援をいただいたものの、ご要望いただきました衣類全てを集めることは困難で、そのうえ、新品は少なく、中古品をお届けする結果になってしまいました。


 しかし、私の心は被災された皆さまと共にあり、皆さまと苦悩を分かち合い、復興の喜びを共にしたいという気持ちに変わりはありません。どうか、今回の不手際をお許しいただき、微力ながら今後も皆さまの支援を続けさせていただければ幸いです。


以下は、私がこのプロジェクトを始めるきっかけとなった方からのメールです。 未曽有の状況下では『フォーマルウエア』の支援が贅沢だと指摘される中、「これは物の支援ではなく、心の支援」と信じ活動を始めた私にとって、大変励まされるメールであり、このような支援をさせていただく私の心を、皆さまにご理解いただけるのではと思いましたので、ご紹介させてください。


-------- Original Message --------
Subject: 感謝をこめて
Date: Sat, 16 Apr 2011 10:46:01 +0900
From: @ezweb.ne.jp
To: nejime@infolink-japan.net


突然のメール失礼します。仙台の避難所、南小泉中でブラジル料理の炊き出しをいただいた時にお話した、 ○○と申します。
昨日、息子の学校の開校説明会にいきましたら、寝占さんからママ達への支援の申し込みがきていると聞き、心強く嬉しく思いました。
私達家族は主人の会社の応援もあって、マンションを借り新生活を始めました。が、友人たちは避難所にいて仮設住宅をまっています。
寝占さんのように具体的な支援を皆が待っています。これからもよろしくお願いします。 ○○○○子


文末になりましたが、皆さまへ。


お子さまのご入学おめでとうございます。私もシングルマザーという境遇の中、多くの方のお力を借りながら子育てをしてまいりました。お陰様で娘も大学4年生となり、自身の子育てに終止符を打ったところです。苦しいこともある中で、私たち親子が多くの方に助けられ、我が子が心身共に健やかに成長できましたことは、本当に幸せなことであり、周囲の方々への感謝の念がたえません。この度は不手際により、皆さまにご迷惑をお掛けいたしましたが、今後も私の心は、被災しながらも、子育てをされる皆さまと共にあります。お子さまの成長は、一筋の明かりとなることと思います。お子さまの健やかなる成長を心よりお祈りしております。


NPO マザーリンク・ジャパン 代表 寝占 理絵(ねじめりえ)


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