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特定非営利活動法人マザーリンク・ジャパンでは、東日本大震災におきまして復興支援活動をしています。



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第2回、第3回『復興支援バザー』のご報告

2011.6.21更新

遅くなりましたが、『喪服支援プロジェクト』及び『復興支援バザー」のご報告です。

以下の日程で、復興支援バザーを開催いたしました。

 

6月11日(土)

  • 9時~11時 みやぎ生協六丁の目店(宮城県仙台市)
  • 13時~15時 みやぎ生協大代店(宮城県多賀城市)
  • 16時~18時 石巻市 夢広場

6月12日(日)

  • 9時~12時 石巻市 河北アゼリアプラザ 駐車場

6月17日(金)

  • 9時~12時 石巻市 渡波地区 倉庫
  • 15時~18時 石巻市 河北アゼリアプラザ 駐車場

6月18日(土)

  • 9時半~12時 石巻市 河北アゼリアプラザ 駐車場

第2回復興支援バザー 6/11、6/12

 

11日開催のみやぎ生協六丁の目店は、5/22に引き続き仙台市宮城野区での開催です。

開店前からすでに何人ものお客様が会場に入っては品定めし、スタッフに注意されては、外に出て・・・を繰り返しています。嬉しいことのその中には、見た顔がちらほら。

 

ナント、前回5/22のバザーにいらしてくださったお客様が、何人もいらっしゃってくださったのです。「また、来ちゃったわよーー!!!」皆さん、声を掛けてくださいます。もっと、バックはないの?」「次は浴衣持ってきて!」


前回会場を探すときに相談させていただいた荒浜小学校の川村校長先生が、「今度来るときは、必ず連絡くださいね。」とおっしゃって下さったことを思い出し、「今、バザーで六丁の目店に来ています。よろしければ、覗いてみてください。」と電話してみました。そして、初めて川村先生との対面です。荒浜小学校は『入学式衣類支援プロジェクト』で衣類の支援をさせていただいた学校です。お電話では何度もやりとりをさせていただきました。「職員室では寝占さんは有名人なんですよ。やっとお会いできましたね。」気恥ずかしいけれど、とっても嬉しかったです。荒浜小学校は全て流され校舎がなくなってしまいましたが、他の学校に間借りという形で、学校を再開しました。子ども達はスクールバスで通っています。川村先生は「荒浜小学校復活まで」とラベルの貼ってあるCDをくださいました。本当に嬉しかった!こんなことがあるからこそ、迷うことなく、ここまでこられたのだと思います。

そして、多くのお客様から「次はいつ?」「うちのほうにも来て欲しいんだけど。」「今度はどこ?」「明日もやる?」と聞かれます。


リピーターのお客様、川村先生、そして、会場を貸してくださったみやぎ生協六丁の目店の方々、本当にありがとうございました!


 

同日に、多賀城のみやぎ生協大代店、石巻市にある夢広場というパチンコやさんで開催です。ナント、多賀城から石巻まで、高速を使わず一般道で行ってしまったこともあって、大幅に開始時間が遅れてしまいました。私たちが30分遅れで到着したときには、既に長蛇の列。100人はいるでしょうか。

そんなことがありつつも、バザーは、大代店でも、夢広場でも大盛況でした。 お客様はみんな言うのです。「本当にありがとう。本当に助かったわ。みんな津波で流されちゃったから。」


何とか一日目は 無事に終了。


翌日12日は三菱商事都市開発さんが経営する石巻にある「河北アゼリア」という場所をお借りしました。やはり、開店一時間前からお客様が並びます。そして、開店すると物凄い賑わいです。


一人で何着もの喪服を買っていく方が何人もいらっしゃいます。「おばあちゃんやいとこの分も」とみんな親戚の分まで買っていくんですね。中にはこんな方がいらっしゃいます。「釣りは取っとけ。」「???そんなわけには・・・」勿論、お返しします。「こんな値段で、あなた達も大変でしょう。お釣りはいらないよ。」「お気持ちだけで結構です。」・・・そんなお客様はお一人ではありません。そんな方が何人かいらっしゃるんです。


いろんな方から「本当にありがとう。」と言われます。「お金をいただいているのに・・・」と嬉しいというよりは、何だか切ない気持ちで胸がじ~んとなります。


「もらい物ばっかりだからね。もらい物ばっかりじゃあね。」と買い物にいらっしゃるお客様もいます。


婦人物のバックを買っていくお父さん。「お母さんに?」と聞くとお約束のように「ばか言ってんじゃねー。彼女のに決まってるだろ。」と答えます。バザー開催中に何人ものお父さんと交わされる会話です。東北のお父さんたちって、無骨な感じなのに、お母さん思いで、やさしくて、温かいんですね。見ている私たちまで、やさしい気持ちになってきます。


そろそろ終わりの時間です。小さなおじいちゃまが28cmの靴を持ってレジに来ました。「息子さんのですか?」笑顔で聞くと、「いんや、俺が履くんだ。」「サイズはおいくつですか?これ28cmですよ。」「おらは26cmだけんど、合うサイズなかったから、履ければ何でもいいんだ。」「ごめんね、おじいちゃん。今度はサイズ揃えて持ってくるからね。」私の心は申し訳ない気持ちでいっぱになりました


物がなくて、サイズが合わない靴を買って行ったおじいちゃん。これが6月11日の被災地の現状でした。


これほどまでに、喪服を必要としている人が沢山いました。
この現状を見てしまったら、この回で終わりにするわけにはいきません。
6/18日、100日目の慰霊祭の前日、6/17にも、石巻でバザーを開催することを決めました。


これを読んでいる皆様へ

物資が集まりすぎたのは、まだ寒い冬のことです、今はもう夏です。夏服もスニーカーも、ショートパンツも、そして、何もよりも喪服は、まだまだ足りていません。

第3回復興支援バザー 6/17、6/18


被災者の方、延べ15名をバザースタッフとして短期雇用しました。

前回、それなりの収益が出て、それまでの赤字が解消したこともあり、今回初めての試みとして、被災者の方延べ15名にアルバイト料をお支払いするという形で、一日バザースタッフをお願いしました。

また、毎回集めるのに苦労している紳士靴や黒のネクタイ、喪用のバックや婦人靴については、思い切って問屋さんから仕入れるといった形で、購入してみました。これで収支のバランスが悪くならなければ、短期雇用だけでなく、長期的な雇用も視野に入れたいと考えています。
当たり前ですが、仕入れた物のほうが価格設定が高くなっています。中古品の倍以上の価格です。果たして、それを被災者の方々に選んでいただけるのか、そして、採算が合う結果になるのか、少しだけ心配です。


朝日新聞の夕刊の一面に、私たちの活動が掲載されました!

6/17 渡波でのバザーです。
朝から朝日新聞の記者さんが取材にいらっしゃいました。
私たちの活動が、6/17夕刊の一面に紹介されました。
asahi.comへも掲載されています。
http://www.asahi.com/national/update/0617/TKY201106170263.html

記者さんの写真のうまさに、びっくりです!!!さすがプロ!

写真を見ての通りで、渡波の倉庫でも、河北アゼリアでも、バザーは大盛況で、やはり、開店前からお客様が並んでいました。

ただ、この記事で気になるのは「実現した」と書いてあることです。これだとこの活動が、ここで終わってしまうような印象を受けます。実際には、まだまだ多くの方が喪服を持てずにいて、まだまだ、沢山の喪服を集めなければなりません。「実現の為に、協力を呼びかけている。」と書いて欲しかった。ついでに、連絡先も掲載されていたら、もっと良かったです。そういう意味では、ちょっと、残念でした。


そして、6/17夕方に、急遽翌日、合同慰霊祭の当日の午前中に、もう一度同じ場所でバザーの開催を決めました。平日では来たくても来られない人が大勢いるから、と聞いたからです。多くの方に「明日は?明日もやるなら知り合いに教えたい。」と言われました。


そして、慰霊祭当日でも、バザーはそれなりの賑わいを見せ、閉店の12時を過ぎ、片づけを始めても、喪服を求めてくる人が後を経ちません。「次はいつ?」といろんな方に聞かれます。慰霊祭が終わっても、まだまだ喪服がない方が大勢いらっしゃいます。これから一年、何度、何人の方の葬儀があるのでしょうか。みんな、喪服を着て、死者を弔いたいのです。


スタッフのみんなが倉庫に品物を運んでいる最中、会場で私が一人ダンボールの片づけをしていると、喪服を着た一人の男性が近づいてきました。「本当にありがとう。今、合同慰霊祭の帰りなんだけど、お蔭様で合同慰霊祭に間に合ったよ。一人で大変だね。手伝ってあげる。」ナント、喪服のままダンボールの片づけを手伝い始めました。合同慰霊祭はご遺族の方しか出席できません。その方は「両親が流された」とおっしゃっていました。

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